社会の変化と家族葬

肉体的な負担を減らす家族葬

家族葬の重要なポイントとして、肉体的な負担の軽減が挙げられます。一般的なお葬式を考えた場合、亡くなった時点から準備をするのが一般的です。事前準備をしておくことでできるだけ負担をなくすこともできますが、縁起の問題から敬遠してしまうケースが多いのも現状です。忙しい状況の中で行なうお葬式は、どうしても負担が大きくなります。親類に対する連絡などもありますし、葬儀社と打ち合わせをする時間も必要です。人数の把握を進め、口座の対応など資金的な問題もクリアしていかなければいけません。そのような負担を少しでも軽くできる家族葬は、時間的な余裕のない現在人にとって大きなメリットがあります。

家族葬にすることによって、参列者の数を把握しやすくなります。家族ということで人数を限定するため、予定外の人が参列することがありません。そのため、どのような経路で式場にくるのか、宿泊場所の確保をする必要があるのかを心配しないで済みます。近親者だけであれば、式場までの経路も把握しやすいだけでなく。宿泊場所を自宅で確保することもできます。これだけでも心配は少なくなり、お葬式に集中することができます。

時間的な問題としても大きな意味が出てきます。お葬式になると、親族は遺族として多くの時間を費やすことになるでしょう。これが肉体的に大きな負担であり、悲しむひまもなくなります。故人を送り出すために、亡くなったことを認識できる時間は、これからの生活のためにも大切です。家族葬で送り出してあげることは、これからの家族を考えた場合にもメリットが多いです。